「うちのクラブの救急セット、いつ更新したか分からない」「AEDを導入したいけど費用が心配」— 総合型クラブ・少年団で頻発する安全管理の悩みです。中身チェックリストとAED導入の3ルートを整理します。
救急セットに絶対入れるべき12項目
- 消毒液(マキロン等)
- 絆創膏(大・中・小のセット)
- ガーゼ・包帯
- 三角巾(骨折固定用)
- テーピングテープ
- 瞬間冷却パック(3〜5個)
- タオル(清潔なもの2枚)
- ハサミ・ピンセット
- 体温計(非接触型推奨)
- 使い捨て手袋
- マスク
- ゴミ袋(血液等の処理用)
持ち運びやすさの工夫
- スポーツバッグ型:持ち手付きで移動が楽
- ハードケース型:中身が整理しやすい
- 肩掛けタイプ:手が空くのでコーチが持ちながら指導できる
大容量タイプは「本部用」、コンパクトタイプは「現場コーチ用」と2セット体制がベストです。
更新の目安と中身管理
- 年1回の総点検:消毒液の使用期限・冷却パックの劣化・絆創膏の粘着力
- 使ったらすぐ補充のルールを指導者間で共有
- 中身リストを蓋の裏に貼付:紛失防止と補充の目安に
AED導入の3ルート
ルート1:購入
本体25〜35万円・バッテリー・パッド交換で年間1〜2万円。長期利用ならコスト最安。
ルート2:リース
月額4,000〜7,000円で本体・消耗品・保守が全部込み。初期費用ゼロで導入したい場合に最適。
ルート3:レンタル(イベント時のみ)
1日3,000〜5,000円。大会・合宿の時だけ借りる選択肢。年数回しか使わないクラブ向け。
AED設置場所の選び方
- 誰でも見える場所(受付・入口)
- 取り出しやすい高さ(大人の腰〜胸の位置)
- 屋外設置なら防水ボックス必須
AED講習の受講
指導者全員が消防署主催の普通救命講習(3時間・無料)を受講しておくと安心。3年ごとの再受講が推奨されます。
熱中症対策セットも忘れずに
- 経口補水液(OS-1等)を1ケース常備
- 瞬間冷却パック(大量に)
- 冷却タオル・ネッククーラー
- 塩分タブレット・塩飴
- スポーツドリンク粉末
編集後記
救急セット・AEDは「使わないことが最善」ですが、いざという時のために準備しておく安心感は代え難いものです。まずは今ある救急セットの中身を1度全部出して点検してみてください。
— 地域スポーツ運営ナビ 編集部